我が家の冷蔵庫には一年中何らかの自家製ジャムが入っています。
ブルーベリーやりんごを沢山もらったり、家庭菜園のイチゴが豊作だった時はジャムを作ります。
でも実は、私も夫もあまりジャムを食べないのです。
余らせた果物を捨ててしまうのが勿体ないので、取り合えずジャムにして冷蔵庫に入れておきます。
冷蔵庫に入れておけば最低でも1年は風味を損なわず美味しく食べられるのですが、それでも我が家では食べきれないんですね。冷蔵庫の奥の方に眠っているのでつい存在を忘れてしまいます。
去年の初夏に作ったいちごジャムを食べきらないうちに、また次のイチゴの時季が来てしまいます。
初夏にはイチゴ、夏には夏みかんやブルーベリー、秋~冬にはりんごや柚子。
イチゴの季節が終わってしまうと「ああ、もう食べ収めか~」と寂しい気持ちになりますが、すぐに次の旬の美味しいものがやってくるのです。なので、好きな物を一年中食べようなんて思わずにその時々の旬の味覚を楽しんだらいいんじゃないかな、と思っています。
私の理想は旬の味覚を楽しみ、食べ物の少ない秋~冬を食べつなぐために常温保存できる保存食を作っておくこと。
それなのに冷蔵庫にジャムを入れっぱなしで持て余していることがちょっとしたストレスになっています。
まず冷蔵庫から出して視界に入る場所に置いておく。常温保存なので早く食べてしまわなきゃ、という意識が生まれます。そうすればジャムは「持て余すもの」から「少し長く旬を楽しむもの」になります。ヨーグルトや紅茶に入れてみようかな。
という訳で、ただ「冷蔵庫に入れっぱなしのジャムを常温に戻した」というだけの話です。
ジャム以外の使い道を考えればいいだけなんですけどね。